探偵仕事チラシ配り
 

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なんとなくすっきりしない気持ちで友達の家をあとにする。

帰宅してしばらくしたころ、探偵さんから電話が入った。
その気持ちのまま、電話に出たわたしの声は明らかに不機嫌だ。
探偵さんは、友達を紹介してくれてありがとう、と。
素直にお礼を言われると、嬉しくなってしまう単純なわたし。

翌日、友達も不安だろうから、一緒に事務所に来てくれるだけで、チラシを配ったものとして、日当5千円をくれるというので、さらに機嫌が良くなってしまった。
前日のすっきりしない気持ちとは全く違い、なんだかうきうきした気持ちで、友達宅に向かう。

玄関の前で、我を取り戻す。
あ、友達は真剣に悩んでいるんだった、と、落ち着くことができて、ホッ。
彼女を車に乗せて、事務所に向かう。
いつもよりオシャレをした格好の彼女を見ると、とても悩んで探偵さんに相談しにいくような主婦に見えないのが気になったけれど。

事務所に着くと、探偵さんは準備万端。
いつもはインスタントなのに、コーヒーを豆からひいていた。
わたしとの扱いが違う〜・・・。

昨日聞いた話しを、もう一度探偵さんに。
彼女はもう、探偵さんを雇う覚悟をつけて、ここに来たようだった。

帰ってこないのならば、調査は、旦那さまの会社を退社してからの行動を見ることに。
調査期間は、翌週の月曜から金曜の5日間。
会社の定時が5時45分のため、5時半からの開始となった。
調査している期間中、もし、自宅に旦那さまが帰ってきても、いつもと変わらない態度でいること、探偵を雇っているなんてことは絶対に口に出さないこと、等、いくつか約束をする。

わたしの知り合いということで、料金もサービスしてくれた。
彼女は着手金の何十万かをを支払った。
残りは、調査報告書と引き換えに支払うのだとか。

っていうか、何十万というお金を、すでに準備してきた友達に驚いたのだけれど。
主婦って、いつもは生活がキツイなんて言っているのに、実際は、ポンって出せるお金を持っているんだな。

独身のわたしより、よっぽどお金持ちなんじゃん。

もうおごってあげるのはやめにしよう、と密かに心に誓った。